【Q&A】不適切な行為とは何ですか?知らずに悪意なくやってしまいそうです。

【回答】


不適切な行為は、「犯罪(性犯罪)」そのものではないが、業務上必ずしも必要とはいえない行為であり、エスカレートすることで性暴力(グルーミング)につながるリスクのある行為と定義されています。
具体例については、こども性暴力防止法施行ガイドライン(こども家庭庁)の22頁に明示されています。

良かれと思って行った行為が「不適切な行為」にあたる場合も十分あり得ます。
研修で不適切な行為について深く理解すること、就業規則等の規定をよく確認し、事業所が定める「不適切な行為」を把握しておくことが必要です。

さらに、不適切な行為に加え、以下の要素が加わると「重大な不適切な行為」とみなされ、原則として子どもと接する業務から外すなどの厳しい措置の対象となります。
・不適切な行為を執拗に行う場合
・児童や保護者の意に反することを認識しながら行う場合


💡社労士としての実務アドバイス

教員や指導員が過度に委縮してしまい十分な指導ができないといったことを防ぐためには、丁寧な周知と研修、保護者への説明が必要です。
また、事業内容によって不適切な行為の範囲は変わるため、指導内容を細かく棚卸しし、業務上必要な範囲と超えてはいけない境界線をきちんと明示することが望ましいといえます。


※Q&Aでは一般的な考え方を解説しています。

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