みなさんは、病院でお金をはらうとき、本当にかかったお金よりも安くなっていることをしっていましたか?
それは「社会保険」という、しくみのおかげなんです。
みなさんにも、とても身近な「社会保険」について、いっしょに学んでいきましょう!
🌱 社会保険(しゃかいほけん)ってなに?
日本には、日本でくらすひとたちが、安心して生きていけるようにいろいろなしくみがあります。そのしくみのひとつが「社会保険」です。
社会保険とは、病気や怪我をしたとき・年をとったとき・働けなくなったときなどに、
お金で困らないように、みんなで助け合うためのしくみです。
友達がなにか困っているときは手伝ってあげたり、
自分が困っているときは友達が助けてくれたりしますよね。
社会保険も、それとおなじ「助け合いのしくみ」なんです。
社会保険は、「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」の3つのしくみでできています。
いったいどんなものなのか、ひとつずつみてみましょう!
🩺 ① 病気(びょうき)やケガのときに「健康保険(けんこうほけん)」
もし、病院にいくのにたくさんお金がかかったら、病気や怪我をしても病院に行けなくて大変です。
そんなふうに困らないように、病院で払うお金を減らしてくれる「健康保険」というしくみがあります。
この「健康保険」のしくみを支えるために、毎月、働いているひとや会社などから、少しずつお金を集めています。
入院やおくすりにかかるお金、赤ちゃんが生まれるときにかかるお金も、
健康保険で助けてもらえます。
💰 ② みんながささえる「厚生年金保険(こうせいねんきんほけん)」
60さいや65さいになると「定年」といって働いている会社を卒業する人が多いです。定年がきて働かなくなっても、毎日お金はかかるので心配ですね。
ほかにも、体や心の、病気・ケガで働けなくなることもあるかもしれません。
そんな時に助けてくれるのが「厚生年金保険」というしくみです。
年をとったり、病気やケガで働けなくなったあとも、安心して生活できるように、「厚生年金保険」のしくみから、年金というお金を受け取ることができます。
この「厚生年金保険」というしくみも、働いている人や会社などが、毎月少しづつお金を出し合って支えています。
🤝 ③ あんしんの介護保険(かいごほけん)
年をとると、体が動かしにくくなったり、一人でお風呂に入ったり、ごはんを作ったりするのがむずかしくなることがあります。
そんなときは、一人では出来ないことを、人に助けてもらいながら暮らします。
体が動かしにくくなったりした人の世話をすることを「介護」といいます。
介護を家族だけですることはとても大変なので、介護のプロにお願いをすることがあります。
でも、介護をお願いするのもやっぱりお金がかかります。そこで助けてくれるしくみが「介護保険」です。
介護の助けが必要な人が、お金で困らないように、介護にかかるお金を「介護保険」のしくみで少なくしています。
介護保険も、会社や働く人など、みんなで毎月少しずつお金を出しあって、このしくみを支えています。
🏡 ④ 社会保険(しゃかいほけん)は家族(かぞく)もまもってくれる
社会保険のしくみを支えるために、働く人たちは毎月お給料から「保険料」というお金を払います。
保険料を払っている人は、病院に行くときや働けなくなったとき、介護をしてもらうときに「社会保険」に助けてもらうことができます。
でも、助けてもらえるのは働く人だけではなく、その家族も助けてもらえることがあります。
たとえば、病院にかかるお金を少なくしてくれる「健康保険」は、お父さんやお母さんが働いていて「保険料」を払っていると、その子供も「健康保険」に助けてもらえます。
☀️ まとめ
社会保険は、「みんなで助け合いながら安心して生きていくためのしくみ」です。
そして、社会保険と同じように助けてくれるしくみは、日本にはまだまだたくさんあります。
労働保険といって、会社で働く人を守る保険。国民健康保険といって、会社で働く人ではない人たちのためのしくみもあります。
身のまわりの「社会保険」についても、ぜひ調べてみてください。
保護者の方へ
今回は「社会保険(狭義)」について解説しました。助け合いの精神である社会保険は日本が誇る制度ですが、保険料が現役世代の負担になっているのも事実です。これからの社会保険をどのような形にしていくかは、私たち大人の大切な課題でもあります。
ぜひこの機会に、お子さんと「どんな助け合いがあったらいいか」や「身近にある社会保険について」などお話ししてみてください。
また、お子さまから質問などありましたら、遠慮なくお問い合わせフォームまでご連絡下さい!



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